2018 NOV

No,329 Daytona magazine

所さんが表紙でお馴染みのデイトナという雑誌に掲載されました。

巻頭特集

デイトナ的 豊かな住まい作りを考える『僕らの空間構築術』内

押入れが生まれ変わる!? 限定空間リノベーションを担当しました。

事の発端は、DCC(Daytona Custom Club)企画ページをもつ兄さん的存在のKei君からの連絡でした。

「面白い企画だからバチっと決めちゃってよー!」って。笑

まぁ、なんでもノリでこなせなきゃ一人前では無いのですよ。

締め切りもあり、かなりタイトなスケジュールでしたがなんとかノリでこなしました。

リノベーション雑誌や、本誌などで紹介される羨ましいほどの空間リノベは、

価格や工期、はたまた荷物移動などありなかなかハードルが高いですよね。

そこで今回は、限定空間!限定予算!限定工期!

とにかく限定!して、身近な空間リノベーションをご提案させて頂くコンセプトで施工しました。

うちのアトリエ(古民家)の押入れをベースに実例作業を行いました。

閉めたらこれ ↓ ↓ ↓

そしてーーーーー!開けたら ↓ ↓ ↓

まぁ、なんということでしょ~、、、

ってことで、立って半畳寝て一畳のことわざ通り

必要最低限で、かつ落ち着くし集中できる空間の誕生ってわけです。

人が中に入れるようにすることで、押入れを正面にした視点(空間)と中に入って横を向く視点(空間)

ができ、限られたなかにも有効な使い勝手が生まれます。

ハイスツツールにバックレストを付けなくても、寄りかかれるしね。

この背中の狭さってのがミソで、日本では壁に向かって机を配置しがちだが、欧米では壁を背にして机を置くのがポピュラーで

実際背後に何もないほうが集中力も高まるって話もある。

ドライブ中にアイデアがひらめくのも納得できる。

しかも、この人が入れるスペースは中段が戻せるようになっているから、寝転ぶことだってできる。

詳しくは是非、本誌を手に取っていただきたい。

今回の空間リノベーションでもう一つ大切にしたことは、まずゴミはなるべく出さない!できる限り既存のものを使用し

無駄な材料も買わない!

実際に外した木を加工して再利用したり、既存の壁や天井に上塗りしたりしてほとんど無駄なく仕上げたのです。

一番の大ネタはやはりモールテックスで、既存の土壁に下処理しモールテックスを塗りこみました。

薄塗りで仕上げることが出来るデザインコンクリートなので、重量もかからず既存の上から塗れて

モルタルや石のような風合いがだせるため、デザイン性もかなり高いです。

壁や天井はモールテックスで仕上げ、扉は黒板塗装です。

この限定空間リノベーション、今回は押入れでしたが

もちろんクローゼットやデッドスペースなど、様々なエリアで無限の可能性を引き出せます。

ワクワクしますね!

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取り上げて頂いたページもさることながら、人それぞれの空間に対する考え方や思いなどがありとても面白く充実した

内容となっています。

#03のかたのスモールルームの天井が石膏ボードのまま仕上げになっているのなんて、グッときましたよ。ナイスです。

仕上げにする前提だからこそ、ビスのピッチなんかも綺麗に整ってます。ありです!!全然ありです。

タイガーボードイエローなんて呼びたいぐらいっす。

所さんの「心地よくカッコイイ空間は”涼しさ”を求めて作るモノ」は刺さりましたね!

心臓のあたりにズキュンとね。

この概念は刺さる人には刺さるし、うんうん!と頷けるものです。

雑誌に掲載されるって、自分にはとても重要なことなんです。

宣伝になるとか、そういうのじゃなくて。

どっかの誰かにグサッと刺さる可能性があるからなんです。

というのも、自分自身が今から18年ぐらい前かな、なんかの雑誌に(それこそデイトナかも)東京は青山で

カフェかなんかを営んでいるかっこいい男性が特集されていたんです。

エルカミーノを普段の足に使っていて、レースがあるとタイヤとかちょろっと変えてドラッグレースに出ちゃう人。

もうめちゃくちゃ痺れました。

グサッと刺さりましてね、当時のレイタ君に。

エルカミーノに乗って、いつかはドラッグレーサーになる!!!みたいなね。

そもそも免許すらもってなかったんだけどね。(笑)

で、免許取ってバイトして何年かして85年式エルカミーノに乗ったわけですよ。

でもドラッグレースなんて高根の花で、なにをどうしたらなれるのかわからないまま、月日は流れて、、、。

エルカミーノは下りることになっちゃったんだけど、じゃあ次なに乗ろうかなって悩んで電車に乗ってた時に

藤沢駅の近くで電車の中からワーゲンバス(ワーゲン屋)が見えて、もう頭ン中その車のことばっかりになっちゃって、

すぐそのお店に行って現車に座らせてもらったら、今まで味わったことない視界と乗り心地!そしてバタバタと心地いいFLAT4エンジン。

即決ですよ!

でもねぇ、即決じゃだめだったんですねぇ。

ビートルの存在や、ワーゲンのドラッグレースの世界を知らなかったんだもん。

そのお店にドラッグレースに参戦しているビートルがあって、ドラッグレーサーの夢にちょこっとだけ近づいた気がしました。

10年ぐらいバスをのりながら、ドラッグレースのたんびに仙台までクルーとして同行して。

そんなことをずーっとやってたら、自然と知識とかルールがわかるようになってたってわけ。

そしたら、仙台ハイランドがなくなるって大ニュースが飛び込んできて、自分の中にずっと眠ってた

ドラッグレーサーになるっていう熱い気持ちと若いころの夢がブワーーーーって燃え上がってきて、10年乗ったバスを売って

墓場で死んでた1960年式のビートルをもらってきて、ボルトの一本までぜーーーーんぶばらして組みなおして、

バスを売ったお金で足回り、エンジン、ミッションやってもらって。

仙台ハイランドのラストランぎりぎりで夢を叶えたのよね。(泣)

長々と書いてきたけど、何が言いたいかっていうと

18年前に見た雑誌のほんの数ページが一人の若者に夢を与え、人生の大きな指針となったっていう事実を伝えたかったのです。

長い人生の良いところを抜粋して書きましたが、当然紆余曲折ありました。

仕事が無くお金に困って何度かバスを手放そうとしたことや、信頼してた人に騙されて借金したこと、やりたくもないような仕事を無理してやって痛い目にあったこと、、、

まぁ、相当な遠回りしてきました。

今回、こういった機会に恵まれ改めて思い返してみると、結局は自分がやりたいことだったり、カッコイイと思えるものだったり、ワクワクすることだけに

重心を置いてやっていった方が良いってことなんです。

そうすると自然と良い方向に進みだすんですよね。

思いっきり頑張れるし、自分にとってとても大切なことだから慎重に丁寧な仕事ができるし。

今回のご縁をくださったKeiくんも、もちろんワーゲンのレースで知り合って可愛がってもらってます!感謝

これからも、自分の好きな仲間と好きなことをして頑張っていきたいと思います。

どこかの誰かに刺さったら、嬉しいですね。

Keiくん

Daytonaスタッフのみなさん

ありがとうございました。

 

2018/10/10

Reita Moriya 

 

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