
モルタルで仕上げる床は魅力的で、あこがれる方も多いのではないでしょうか。
住宅の玄関の土間や床、店舗の床などに多く使われますね。
雰囲気もあり仕上がりも素敵です。
そしてなにより、モルタルは収縮性があるため割れますね。
無収縮モルタルなど比較的亀裂などに強いものも出ていますが、内装建築の意匠向きではないと思います。
割れについては、美ととらえることもできます。
ヨーロッパの方などは、床や壁の割れを見て「美しい」と言います。
日本では、割れを漆で修復する金継ぎという伝統的な技法もあり、割れを劣とせず、美へと昇華させます。
そしてそれは美しいです。
しかしながら、機能性や清掃性を考えると割れがない方が良い場合が多いのも現実です。
住宅や店舗などの建築の場合、重要な要素でありクライアントさんの不安を払拭する必要もあります。
ここで勘違いしないでほしいのですが、今回のお話はモルタルとモールテックスについてですので、
壁などに使用する天然無機の左官材(シリカライムなど)は基本割れますので同じ認識は持たないようにしてくださいね。
さて、割れない床ずくりで欠かせないのが、薄塗りで仕上げる(厚さ3mm~5mmほど)デザインコンクリート、モールテックス。
以前のブログでもご紹介していますが、下地をしっかりつくり、品質の高い施工をすれば割れません。
割れないだけではなく、モルタルの数倍の表面強度があるため傷にも強く、持ち前の防水性能で水や汚れにも強いです。
床をモルタルのようにしたいけど割れるのが心配な方や、白い床にしたいけど汚れが心配といった方にお勧めです。
実際に土足で入る店舗の床に、BM00カラーのモールテックスを施工したのでご覧ください。
水や汚れも心配いりません。
https://www.youtube.com/watch?v=MxrV9UI1fNE
通常施工でも十分に機能性がありますが、今回は店舗のため一般住宅より土足での出入り頻度が高いため
特殊な保護材で表面をフィニッシュしました。
やりたい内装の理想と現実でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。
Moriya
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https://o-takahata.jp/portfolio/savvy-180803
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