「チョッピーチョッピー」

こんな風に南風の強い日は、我々は朝から鳥のようにチョッピーチョッピー言う。

チョッピーとは南風の影響を受けたぐちゃぐちゃの風波のことだ。

こんな強くちゃ(風が)ダメだな〜。明日の朝じゃね〜?なんて、寒くて入りもしない明日の波のことまで気にして会話する。

ほぼ癖のようなものだ。

僕は北風で空気が洗われた時の朝焼け、夕焼けが大好きだ。

いままで下は奄美から上は仙台まで、日本各地の海に入りいろんな夕焼けを見てきた。

それでもやはり、オフショアのあとの鵠沼の夕焼けが一番好きだ。

富士山の感じも含め最高だ。

バリやカリフォルニアも最高だが、それには及ばない。

僕は家族がカリフォルニアにいる。

祖父のところへ行くと、冷蔵庫はペプシで満タン。冷凍庫は業務用的なものでCOSTCOといった感じだ。

一面カーペット貼でフカフカ、靴は脱がない。

ソファーにでんと座りアメフトを見る。

庭のプールの掃除をして、祖母が作ってくれた油だらけのバーガーと砂糖まみれのチョコレートを持ち、手よりも大きなマグカップにブラックコーヒーを入れ祖父とピックアップトラックに乗り込む。

ダッシュボードの上にマグカップを置き、いつもの最初の曲がり角を曲がる。

マグカップがすべり「アウチ!!」と言う毎日の光景。毎日だ。

まぶしい太陽に突き抜けるブルースカイ。

サングラスをかけいざ仕事場へ!

到着すると芝刈り機をガチャンガチャン車から降ろしザーッと芝刈り、送風機で構わず隣の家に芝を吹き飛ばす。

さっと仕事を終え、帰宅するやアスリートの叔母にハンティントンまで行こうと誘われる。

トランクスに履き替えサーフボードを叔母のBMWに積む。

またこの叔母のディーナが最高に面白い。

その昔Mtvでやってたサバイバル企画にも出たことのある強者だが、仕事は裁判官だ。

夫は僕の父のすぐ下の弟でカリフォルニア州警察のやり手である。

普段、夫と共に出かける時は家族用の四駆ファミリーカーでクラシックロックを聴いているが、自分のBMWを繰り出すと、夫には内緒よとエミネムをガンガンに流し疾走する。イケイケだ。

そんな叔母ディーナに連れられハンティントンへ。

待ち合わせ時間を決めサイクリングとサーフィンで別れる。

ピアの下で散々やってディーナと待ち合わせ帰宅。

たくさんの家族が集まってのパーティー。

皆タバコは吸わないが噛みタバコではする。

AWに似たあの味は好きだ。

ガレージにある卓球台で俺にはかなわないぞ〜とばかりにブンブン素振りをして、愛ちゃんのように「さぁ〜!!」と言って威嚇するも、太った祖母にぼろ負け。

やっと靴を脱げる時間がやってきて匂いを気にしながらバスルームへ!

僕に与えられた家は浴槽が無く、シャワーなんか固定されていてしかもチョロチョロ。

つらいつらい。お尻なんてどう洗っていいかわからない。

頭を床につくほど下げ、お尻をシャワーに向けて突き出しなんとか洗うのである。

絶対に人に見られたくない姿だ。

そういえば話は変わるが、知り合いに会いたくない絶対に会いたくない時ってありますよね。

僕はディズニーランドでは絶対に嫌なのです。

夢の国のはずが一瞬にして現実に引き戻され、さめる。

ドナルドが近くに来てもニコニコなんかしてられなくなる。

エリカ様のように「別に、、、」と振舞わなくてはならない。

そして心の中でドナルドにごめんよー。

と、こうなるからである。

だから絶対に知り合いに会いたくない。

話はそれたが、まぁ僕のカリフォルニアってこんな感じで。

最近、カリフォルニアなんちゃらが増えた増えた。なんでもカリフォルニアをつければ良いのか?カリフォルニアを肌で感じたことあんのかよ〜。カリフォルニア風をさらにカリフォルニア風にしてチョッピーチョッピーだ。僕はいささか疑問である。

まぁ、とはいえカリフォルニアは最高だ。

眩しい太陽、突き抜けるブルースカイ、ただのジーンズにただの白いTシャツ。見たことないブランドの靴をしっかりぎゅっと紐を結び、古いワーゲンにサーフボードを積んで海を駆ける。

そんなカリフォルニアが永遠に続いてほしいと思う。

 

 

 

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